ペットと仙台初詣 人気ペット猫 アビシニアン

古代エジプトの時代から、猫は人間と一緒に暮らしてきたことが壁画などに残っていますが、その壁画に描かれた猫にそっくりだと言われ人気を集めているのがアビシニアンです。1868年にアビシニア(エチオピア)からイギリス兵士が持ち帰った猫がアビシニアンのルーツとされています。日本では1964年に最初のアビシニアンが登録されていて、日本でのアビシニアンの歴史も意外と古いことがわかります。
しかしペットとして名前が知られるようになってきたのは、最近のことかもしれません。アビシニアンの体型は細身で筋肉質のフォーリンタイプと呼ばれるスタイルです。運動量を必要とするタイプですので、飼う時は運動が出来るような環境にしておくことが必要です。かまわれるのが好きな猫で、名前を呼べば駆け寄った来たりと言うしぐさが「犬のような猫」と言われます。鳴き声が小さく、鈴を転がしたようなきれいな声なので、近所にも気兼ねがなく飼うことができる猫だと言えるでしょう。
毛は短毛種で、その模様には特徴があり「ティックドタビー」と言われる縞模様です。アメリカンショートヘアーのように、体全体にはっきりと縞模様がついているのではありませんが、一本の被毛が2、3色の濃色に染められているために、その被毛が集まって独特の光沢を見せています。額にはM字型の縞模様が入っています。毛の色はルディ、レッド、ブルー、フォーン、シルバーが公認となっています。アビシニアンの長毛種と言われるのが、ソマリで長毛種と短毛種という違いを除けば、共通点が多いです。
ソマリはロングヘアードアビシニアンと言われるくらいですので、どちらを飼おうかと迷ったときは、ほとんど好みの問題だと言ってもいいでしょう。アビシニアンはその野生的な風貌と敏捷な動きとは裏腹に、甘え上手で頭も良く飼いやすく犬のようなところがある猫ですので、犬しか飼ったことがないという猫の初心者でも仲良くしていける猫かもしれません。またバレエキャットとも言われる優雅な立ち居振る舞いは、見ているだけでも美しく、とても魅力のある猫だと言えるでしょう。その美しい姿は、猫を素材にした写真集などでも取り上げられることが多いですので、アビシニアンという名前は知らなくても、その姿を見たことがあるという人は多いような気がします。

正月初詣の縁起物 七福神のいわれについて解説しています。
わが子のようなペットの健康、病気平癒、無病息災を願ってかわいいペットお守りを身に着けさせてみてはいかがでしょう。モバイル(mobile)版です。