ペットと仙台初詣 人気ペット猫 ペルシャ猫

シャム猫とともに、日本で昔から人気がある外来種の猫と言えばペルシャ猫ですね。あまり長毛種の猫がいなかった日本で、長毛種の代表と言えばペルシャ猫でした。その見事にふさふさな被毛に加えて、優雅な姿は猫の王様と呼ばれるにふさわしいです。ペットとしても人気のペルシャ猫ですが、ショーキャットとしても有名です。ショーに出場する猫は、特にその猫の持つ特徴が極端に現れている猫たちが多いのですが、ペルシャ猫には長毛と言うことの他にも、他の猫とは違った特徴がいろいろあります。
まずは、その体型です。ずんぐりした体型に脚は短いです。こういう体型をコビータイプと言いますが、ペルシャ猫は、その代表と言ってもいいでしょう。その被毛の多さもあって、太っているようにも見えますが、筋肉もたっぷりとあって運動することが苦手と言うわけではありません。顔は大きな目とつぶれた鼻が特徴で、横から見ると額と鼻と顎の高さが同じです。ショーに出る猫は、顔がぺしゃんこの猫のほうが良い猫とされています。性格はおとなしく、あまり鳴きません。
それほどかまわれることも望まないし、運動も必要としないので、飼いやすいとい猫だということが言えます。日本でペットとして可愛がられていたのは、おとなしさによるものかもしれません。音も立てず静かに一日を過ごしてくれるので、集合住宅で飼うのにも適しているかもしれません。長毛種は毛の手入れが非常に大変ですが、ペルシャ猫の場合も抜け毛がとても多くなりますので、まめなブラッシングと部屋の掃除は必須となります。毛の色は白のイメージがありますが、白だけではなく、黒や縞模様の猫もいてバリエーションが豊富です。
鼻が低く、目と鼻と口が真ん中に集まったようになっていてそれぞれの距離が短いために、いろいろと支障があることがありますので、飼い主が助けてあげなくてはいけないことがいくつかあります。目と鼻が近くにあるために涙管が詰まりやすい傾向にありますので、涙が出やすくなります。涙が出ているときは、やさしく拭いてあげて呼吸の状態に気をつけてあげましょう。また食事をすることが上手くできませんので、食事をし終わったら口周りを拭いてあげるようにします。暑さに弱いですので、室温調節にも気をつける必要があります。

正月初詣の縁起物 破魔矢と鏑矢のいわれ。