ペットと仙台初詣 ノルウェージャンフォレスト

猫と言うのは寒さに弱いというのが常識のようになっていますが、寒冷地にもペットの猫はいます。そこで寒冷地にずっと住む猫には、その自然に適応できるようになっているものもあるようです。ノルウェージャンフォレストキャットというのは、少し長い名前ですが、寒い国で暮らしてきただけあって寒さに適応できる長い毛を持った猫です。その毛には雨や雪をはじく働きもあるというから驚きです。
ノルウェージャンフォレストという名の通り、北欧ノルウェー発祥で非常に長い歴史を持った猫です。見た感じはメインクーンという猫にそっくりであり、メインクーンの祖先ではないかとも言われています。ノルウェージャンフォレストというだけあって、ノルウェーの森に、実際にたくさんいた猫ですが、一時は数が減り絶滅の危機に瀕しました。しかし愛好家やブリーダーの努力により、ノルウェージャンフォレストキャットは絶滅の危機を免れて今にいたっています。
長毛種であるノルウェージャンフォレストキャットの被毛はオーバーコートとアンダーコートの二重になっているダブルコートで、寒さに対応できるように厚くなっています。長くて厚い毛ではありますが、絡まりにくく手入れはしやすいと言われています。しかし毛玉を防ぐためにも毎日のブラッシングは欠かせません。寒い季節以外は、毛が抜けてしまって長毛種とは思えない容貌になってしまう猫もいます。
そのために毛の生え変わり時期には猫がいる部屋が抜け毛だらけになって掃除が大変になるかもしれません。毛の色はバリエーションに富んでいて、単色や縞模様などいろいろです。ノルウェージャンフォレストキャットの性格は、おとなしく無駄鳴きもほとんどしないので飼いやすい猫であると言われています。一見気難しい猫のように見えますが、お茶目で快活な猫が多いようです。人と関わるのも大好きなので、一緒に遊んであげると喜びそうですね。屋外で遊ぶことも大好きで、木登りなども好みます。屋内で飼う場合も、高いところに上ったりすることが大好きなので、キャットタワーなどを置いておくと喜んで遊ぶことでしょう。寒さに適応するということもそうですが、人間と離れて気ままに生活しているという、私たちがイメージする猫のタイプとは、少し離れた感じがする猫のように思います。

正月初詣の縁起物 招き猫の由来と成田山を住まいにしている猫の話です。